相続あるあるの揉め事

たくさん財産があるご家庭は

前もって対策しているので

その時点で意思の疎通ができていれば

相続の時にスムーズに事が運ぶ可能性が高いです。

「うちは何もないから大丈夫」

と言っているご家庭は、対策をしていない場合が多いです。

相続税を払う心配はないけれども

財産を分けるときになって

【前提】

（相続人）

兄と妹

（財産）

①親の住んでいた持ち家（23区内）兄が同居していた

②銀行預金

この場合、①の持ち家は兄、②の銀行預金は妹

これで円満に相続といけばいいのですが、

23区内の土地を評価（現金だといくらになるか）すると結構なお値段になります。

そのお値段と同じくらい②の銀行預金をあれば①と②は同額となりますが、

持ち家の評価の方が銀行預金よりはるかに高いとなれば

①の兄が住んでいる家を売るわけにはいかず、

②の銀行預金だけもらう妹はこれじゃぁ不公平

このような事態を招くことになります。

そのご家庭によって、いろいろな事情があるので

なんとも言えないですが、親が亡くなった時に揉めたくはないですね。